スポーツケア&マッサージ

・ケガをしないカラダ

・ケガを見逃さない

・ケガを最小限に抑えるカラダ

・ケガを早期発見できる環境

 

 このメニューは上記のことを目標にスポーツをしている学生、社会人の方のために考えたメニューです。

 私も小学校から大学までバスケット、専門学校時代は柔道をしていて骨折などのケガもしたことがあります。今でも左腕に金属プレートが入っています。

辛いリハビリも経験して、できるだけ同じ思いをして欲しくないといつも施術現場で思っています。

 スポーツのケガを18年間みていて、種目別にケガをする場所はおおよそ決まっていますし、それにつながる筋肉疲労や炎症も想定できます。

特に、最近はどのスポーツも幼少期から練習量の多い傾向にあります。昔はそんな風ではありませんでした。

 だからこそ、筋肉疲労や炎症を見落としてお子様が訴える「痛い」や明らかな「ケガ」まで当院にも来られないことがほとんどです。

 

 本当にスポーツパフォーマンスを向上させていくには次のことが必要です。

 

・日々のケア(筋肉疲労や小さい炎症)

・必要であれば筋肉トレーニング

・関節の柔軟性

・小さいケガを見逃さない

 

 当院でも私が一度ケガをしたお子さんや保護者の方にアドバイスはしているのですが、“本当に帰ってから、治ってからしているのか?”という心配は常にあります。

 なので、今回今後東京オリンピック開催に向けてますますスポーツが盛んになる日本やこの知多半島で予防を兼ねたメニューを作ることにしました。

 

 

  ※このメニューは予防目的のため健康保険は使用できません。

  ※もしケガをしたり、損傷があり施術が必要な場合は保険適用範囲内であれば別途施術を同時にします。

 

このような方はご相談、メニュー受けてみてください

■大きなケガをしてこれからもスポーツをできるだけしていきたい

 

子供の練習が最近多くなってきてケガをしていないが、これから心配だ

 

子供が痛いと言っているがいつから病院や接骨院に行っていいかわからない

 

時々痛いと言っているが、また言わなくなったりしている

 

ビッコ(足の跛行)をひいている

 

最近子供がO脚気味だ

 

大切な大会を控えていてコンディションを良くしておきたい

 

足や膝、足の裏が疲れている

 

肩や腕、背中が疲れている

 

 

 

参考資料:症状別事例

 

大腿四頭筋(ももの前の筋肉)の炎症と肉離れ

 人間の体で一番大きな筋肉で走る、跳ぶなどに運動によって疲労が蓄積されると異常収縮を起こして痛みを出します。年齢によって痛みが出る場所に特徴があります。

 

・15歳ぐらいまでは膝の下の骨の痛み(オスグット病)

・20歳ぐらいは膝の下のじん帯の痛み(膝蓋じん帯炎症)

・20歳以上はもっと上の股関節との付着部の痛み(大腿四頭筋炎症)

 

バスケットや野球、サッカーなど急激なストップとスタートの動作を伴うスポーツ選手に多いのは肉離れです。大腿四頭筋の疲労や冷えにより筋肉収縮がおこっている中で筋肉が引っ張られて真ん中の部分が切れてしまい、損傷してしまいます。

 

 

ハムストリング、大腿二頭筋(共にももの裏側の筋肉)の炎症と肉離れ

 ももの裏側と内側の筋肉に疲労と収縮が起こっている中で筋肉の端が引っ張られると『炎症』、真ん中が切れると『肉離れ』となります。完全な断絶まで行かなくても後から出血を伴う部分断絶もあり、こうなってしまうと一旦休養しなければなりません。

 

●膝の内側の痛み:滑膜ヒダ障害

 膝の関節の内側を包む滑膜がせり出して、膝のお皿とももの骨の関節の間に挟まったり、つっぱることで痛みが生じることがあります。学生の女の子に多い痛みです。体質的にこの滑膜が大きいと関節をぶつけたり筋肉疲労から痛みを出すようになります。

 

膝の内側の痛み:鵞足炎(がそくえん)

 膝関節がやや伸びた時に膝の内側のお皿のやや下の部分が痛みます。ゴリゴリ感や腫れ(はれ)を伴うこともあります

長距離ランナー、自転車競技者、トライアスロンなどの方も多くなっています。

 

●膝の外側の痛み:腸脛じん帯炎(ちょうけいじんたいえん)

 腸脛靭帯は膝の外側のももの筋肉とひざ下の骨(脛骨)をつなぐ人体の中で最も長い靭帯です。マラソンランナーや中距離競技の方はトラックを常に左回りに走っているため右側のここを痛めることも多いです。最近はサッカー選手も多くなってきました。

 

●膝関節内の痛み:じん帯損傷・半月板損傷

 ①前十字、後十字、内側、外側じん帯損傷

  サッカー、バスケット、ラグビーやスキー、柔道などで他者とぶつかったり、

  足がロックされて体が傾いたりした時に痛めます。

 ②内側、外側半月板損傷

  膝を深く曲げた状態で膝をひねる、強制的にひねられた動作が起こったりした時や

  バレーボールやバスケットなどのジャンプや着地時に急に方向転換した際にひねって

  損傷する場合がある。また日本人は生まれつき外側半月板の損傷が多い傾向にある。

 

●すねの内側の痛み:シンスプリント

 正式には「脛骨過労性骨膜炎」というケガで陸上選手やジャンプを行う選手に多く、なかなか痛めると治りにくい症状です。ちょうど短めの靴下のラインぐらいのすねの内側が痛くなります。ジャンプや着地をした際にふくらはぎの深部のヒラメ筋という筋肉に負担が何回もかかり痛みが出てきます。女性でX脚や回内足のタイプに多いです。このタイプは着地時にかかとの骨の軸が外側にズレルことが多くそれが大きいほどヒラメ筋の骨膜が引っ張られて限界を越えると炎症による痛みを出します。